自分が生まれる前の事を知りたいと思うのは、私だけでしょうか?
前回の「母が残してくれたもの」の続編です。
母の遺品の写真を見つけ、一周忌に一枚のポートレイトにしました。そして、NHKの“ファミリー ヒストリー”みたいですが、ルーツを調べました。
父方は、淀君様に仕えた上級武士という頃までわかりました。淀君様に呼ばれたのか? 今、私は大阪城のそばに住んでいます。母方は、江戸時代の豪農で、とある市の歴史書に名前が載っています。その後、商家に転じました。とくに母方は、個性的な人が多かったようです。
母・母と家族・母と友人のセピア色の写真から、その当時の空気が伝わってきます。大の写真嫌いでおとなしい性格だと思っていた母が、バリバリのお転婆娘であった10代。まだ平和な時代だったのですね~。母を変えたのは、戦争?それとも。。。
私は外見も性格も父似で、母とは親子に見られることはほとんどなかったのですが、就職試験用の服を買いに行った時は母娘に見られました。母が新婚旅行みたいな服を選んだので、目立ち過ぎて「不採用!間違いなし!!!」と冷や汗ビッショリで帰宅しました。
その予想が見事にはずれ、最終の母親面接(和服姿)もパスして採用となりました。(母が一番安堵!)入社してから人事課長に聞きましたら、社内結婚推進のためだったと。“先見の明”があったのかしら?うちの母?
そんな母の大好きだった着物は、サイズが違い過ぎるので、洋服にリメイクして愛用しています。「心のリレー」として。
④ 青色にキキョウ柄の付け下げからリメイクしたコートドレス
⑤ ベージュの羽織からリメイクした一枚仕立てジャケット
⑥ ライトブルーの地柄入り色無地からリメイクしたミモレドレス
⑦ 黒地にバチック柄紋入り絵羽織からリメイクしたドレス
⑧ ターコイズブルー地の梅柄絵羽織からリメイクしたロングドレス
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