YOUは何しに京都へ?

2021/11/18


 

①社寺参拝と紅葉狩り

②京料理を堪能する

③京都のお土産

11月は全国的に「神無月」、出雲では「神在月」なのは、全国津々浦々の神様が、11月14日夕刻から11月21日夕刻まで、「大國主大神」がお鎮まりになる出雲大社に集まられ、人々の“しあわせ”のご縁を結ぶ会議「神議り(かみはかり)」を執り行われるという由来から。6日早朝にヒラメキがあり、親しい友人に声を掛けて13日に下鴨神社さんにお参りし、糺の森(ただすのもり)で紅葉狩りの計画をしました。運良く近所の「下鴨福助」のランチ予約もできました。

時間的にランチを先にしました。神社の北側にある「下鴨福助」は、仕出し屋が原点で80年の歴史。「京都の仕出し屋」のレベルが高いのは、お茶屋遊びをする旦那衆を満足させるため。この地域は「上七軒(かみしちけん)」の花街。玄関で福助人形が「おいでやす~」とお出迎え、庭に面した座敷の調度品の中で一番迫力があったのは座卓で、花鳥風月を象牙や貝・木を彫って装飾した逸品。これを見ただけでも「やっぱり京都どすな~」 メニューは、会席弁当に天ぷらと炊き込みご飯・吸物・デザート。一体何種類の食材を使っているのかしら?一点一点に職人技が光り、舌の肥えた私達も「美味しい!おいしいな~」を何回も繰り返す。

神社では、七五三参拝の家族ずれや結婚式の前撮りに出逢い、和服の美しさに「やっぱり、きれいなあ~」とウットリしながら、干支の神様に手を合わせ、十二単の看板から顔を出して(私の長い顔は額と顎が出ず)の記念撮影で観光気分を満喫! コロナで広がった消費トレンドは「先祖返り」「お守り」と聞いたのか、「水みくじ」をする若者達の姿に、「先が長くないから」「おみくじの内容に左右されない生き方だから」と口々につぶやく私達。

糺の森に紅葉を期待していたけれど、いずこも深緑でまだ少し時間がかかりそう。美麗祈願で有名な「河合神社」の紅葉橋も紅色は無し。私の真っ赤なコートがひときわ目立ち。。。

帰りは皆と別れて、当家の菩提寺である「本能寺」にお参り、こちらも一本だけ紅色。

本能寺さんを出て寺町通りを下がって、途中の「鳩居堂」に立ち寄り。香木のお香(室内の邪気払い)と来年の干支である寅の置物(表鬼門と裏鬼門に置いて鬼門除け)を購入。向かいにはオシャレな手紙商品のお店がオープンしていて。それから四条河原町の新しい「GOOD NATURE」のリサーチ。1階の自然派食品・2階こだわりレストラン・3階Caféと雑貨。創作ケーキが売りのカフェはウエイティング。時間がもったいないので、阪急河原町店だったビルの「FOOD HALL」のTANITA CAFÉへ。待たずに、豪華なデザート600円+300円でドリンク。とっても良心的~~~ 世界的な観光地である京都は物価が高いし、商品に値段がついていないことも。そんなこんなで、13,348歩の「五感大満足」の旅でした。「おおきに~どすえ~~」