あけまして おめでとうございます。
感謝いっぱいの2017年でした。アクセスありがとうございました。今年も、このブログを楽しんで頂けましたらスッゴク嬉しいです。
日本文化が凝縮されたお正月。日本らしい「モノ・コト」に触れられましたか? 晴れ着を着て初詣? 「ハレとケ」(非日常と日常)を味わった? 初詣もジーパンとダウンコート姿が多かったですね。合理的です。
そんな中、成人式には晴れ着で式典に参列する風習は続いています。
振袖の生地・図案等は、かなり変化しています。職人の手描き友禅から型染め友禅になり、味わい深い重厚感が洋服地のように軽く~かるくなっています。アトリエにある振袖は、30年くらい前のものがほとんどですから、どれもそれなりに“味”があり個性的です。「昔の着物の方がそりゃ値打ちありますよ! タンスに眠らせているのは“もったいない!!!”」と言いたいです。
今回は、アンティークの花嫁衣裳と礼装・正装用の丸帯をご紹介します。(昨年の池田重子展で撮影した写真)舞妓さんの「だらりの帯」も丸帯です。先染の糸や金銀糸で全面に柄を織り上げた帯、豪華な手刺繍にもウットリしてしまいます。今の振袖には、表に出る部分だけ柄のある六通の袋帯が主流です。これも簡素化して値段を下げる工夫でしょうか。合理的です。職人さんも少なくなっていますから。
「日本人のこだわり」は、どこへ~~~ どこかに残したい!!!
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