伊勢道・熊野道

2015/12/09


2015-12-08 11.42.14   2015-12-08 11.44.27   2015-12-08 11.43.16 2015-12-08 11.57.56 2015-12-08 11.46.22 2015-12-08 11.47.31  2015-12-08 11.53.34

「獺祭」とのご縁を頂いた山田錦生産者のご厚意で外宮さんに続き、今回は内宮さんに新米30KGを奉納させて頂き神楽殿での神事に参列しました。五鈴川沿いの紅葉が川面に映え歓迎してくれる中、琴・笛・拍子木の演奏に合わせた巫女さんの舞に気高さ、神官と巫女さんの装束に所作が相まって独特の威厳を醸し出していました。前列に我先にと陣取り、畳の縁にデンと座り込む参拝者とは対照的でした。おかげ横丁で名物の「しらす丼」「牡蠣の佃煮」に舌鼓を打った後、近所の「みひらきの大神・猿田彦神社」をお参りして、熊野の海岸沿いにあるイザナミの命をお祀りしている「花の窟・いわや」まで足を伸ばしました。絶壁に渡される綱飾りの写真と「古代衣裳」を拝見し、古来の伝統行事には意味がある(写真の説明文参照)と痛感しました。日本人の慎ましさや尊厳さを継承するのはお祭だけではなく、日常の価値観ではなかろうか?と考えさせられました。