目出度い! 鶴と?

2016/01/02


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明けましておめでとうございます。1日は地元の神社仏閣へのお参りでした。年々、若い方を含め普段着の参拝客が増えましたね。子供の頃は、晴れ着や新品の服を着て初々しい気持ちでお参りしたものです。「ハレ(特別)とケ(日常)」のメリハリが無くなって「文化の伝承」が危ぶまれます。そして目出度い「おせち」は今風に変化してきましたね。目出度い“鯛”、子宝を増やす“数の子”、先を見通す“蓮根”などを食べて祈りました。変化の原因は、価値観の変化・明日が読めない時代になったからでしょうか?

着物の図案では、「鶴(千年生きる)と亀(万年生きる)」「松竹梅」「宝づくし」などが目出度いとされています。ディスプレイの色留袖着物は「鶴と松竹梅」、一つ紋の絵羽織からのリメイクドレスは琳派の神坂雪佳風の「鶴」。このドレスは海外で好評間違いなし!

「門松や 冥土の旅の一里塚 目出度くもあり 目出度くもなし」 門松も少なくなりました。