アンティーク着物のゆくえ

2017/02/04


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お母様の花嫁衣装の黒振袖は、戦火から守られ、「思い出の品を着たい!」という娘さんの熱意でオシャレな洋服に変身しました。

この衣装は、鶴や松竹梅のおめでたい柄を型友禅染で左右対称に配置されているのが特徴です。

絹織物の原料である「お蚕様」を最小限に使った薄い縮緬地と赤色もみ裏地です。

裾部分からリフォームしたラップスカートは、帯ベルトの位置を前後脇のお好きな場所にしても共八掛や真っ赤な裏地がチラリと見え豪華です。

袖2枚でリフォームしたチュニックは、ドレープに風情があり、動くと布が優雅にスイングします。

オープンファスナーでつながった2枚の布は別々に着用できる”すぐれもの”で、TPOに合わせられます。

どちらも風呂敷のように畳めてかさばらず、シワにもなりにくくお利口な子達です。

外国でお召しになる機会も多いので、現地の方々にも人気まちがい無し!です。

お客様もたいそうご満悦でお帰りになりました。

デザイナーみょうりにつきます! さあ、次のデザインに取りかかりましょう!