「きものリフォーム服」に興味を示す方が増えています。(嬉しい!)
着用姿を見て、「私も!」とご依頼を頂いています。「きもの」として着ることがないが、何とかしたいと思う方が多いのです。お手持ちの着物を拝見し、どのアイテムがご希望か?などを打合せします。「きもの地のすばらしさを伝えていく」ことに賛同していただき「和のリレー」が始まります。
オーダー方法には、“イージー”と“フル”の二つがあります。イージーオーダーは、アトリエにあるサンプルを着用してもらい寸法修正。出来上がりを想像できるので、初心者の方でも安心してもらえます。フルオーダーは、一からデザインするため別布で仮縫いをします。シルエットなど“既製服”のようにスッキリ見せるのがポリシーです。「洗練されていて、若々しい!」と評判です。
写真は、ステージやパーティで着るロングドレスをリクエスト頂き、帯からビスチエ、ご本人の花嫁衣裳からロングスカートを“フルオーダー”で製作しました。帯ビスチエは、皮革のような光沢があり、スタイルの良さを強調するデザイン。ベストにもなります。華麗な花模様の柔らかい風合いのロングスカートとの対照的な組み合せですが、穏やかな色のおかげで上品なエレガントさを演出しています。
仮縫い時、最初の深い襟Vゾーンを見て、「きれいな開き具合、いったいどれだけ美しいものを見てきたの!!!」と、お褒めのお言葉を頂きました。(やる気満々になります~~)
私着用の黒のジャケットは、絞りのポピー花柄の黒絵羽織からのリメイク。メリハリのある配色ながら空気のような軽さで、心身ともに宙に浮く心地よさ。Kennedy元駐日大使にも褒めて頂きました~
ホテル側から”セレブな客層”と一目を置かれているイベントで、「五感大満足」の一日でした。感謝感激することしきりです。
このイベント後に、数人の方から「アトリエにお邪魔します。」とのお声を掛けていただきました。また新たな「和のリレー」が始まります。
きもの未来実行委員会会長 北川精美
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