ドレスをまとった美術館

2017/06/15


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“メットガラ”をご存知? ニューヨークのメトロポリタン美術館で、毎年5月に行われる「ファッション界のアカデミー賞」とも呼ばれるイベント。世界中から招待されたセレブが一流メゾンの豪華なオートクチュールを身にまとい眩いばかりの一夜の饗宴を楽しみます。

このドキュメンタリー映画を見て、懐かしく。。。 NY大使公邸での私のファションショーの後、「次回はメトロポリタン! 一流のモデルを使って。」と励ましてくださったセレブマダム。「今回の費用の10倍以上必要ですやんか!!! お金だけあっても・・・」と言えず微笑んだことを思い出しました。

ショーや展覧会の後片づけが終わり、ブルックリン美術館まで散歩に行ったら、大好きなジャン・ポール・ゴルティエの展覧会!!! 何という偶然、いや必然!!! 感動感動感動の連続。このレベルでないとメトロポリタンではショーが出来ないと痛感しました。

このドキュメンタリー映画で紹介されたドレスが、神戸ファッション美術館に展示されているとチラシに。この美術館は、我が母校のNY・FIT校同様に歴史的な洋服を数々所蔵しています。また、以前から色々なワークショップにも参加させて頂いて、充実感を味わえるお気に入り~~~

となりの竹久夢二の作品展には、和服姿の女性が集まっておられました。きものを着る機会になって、来館者の増加に繋がっているようです。着る機会を提案するのが、重要なり~~~

私の白いドレスは、ラスベガスのディナーショー。“縫い取りお召”からのリメイク。ホテルの部屋からパーティ会場までに沢山の観光客に足を止められ、また会場でも称賛の声がうるさくて、嬉しい悲鳴でした! 絹のきもの地は、やっぱり凄いわ!!! 小じんまりとまとまってしまう着物より、マッチ! TPOに合った装いが、必要なり~~~