日本の意匠

2018/01/19


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年々お正月気分を満喫できない環境は、寂しい限りです。そして、この寒さの反動で春が待ち遠しいですね~~ すでに百貨店のディスプレイは、ピンク色で気持ちを高揚させてくれます。最近、衣服関係の売場には魅力を感じず、もっぱらインテリアや食器売場に足が向きます。ニューヨークに比べれば、これらの売場のディスプレイや商品群には迫力がなく物足りなさを感じますが。。。

食器等の模様には、日本の伝統柄を今風にアレンジしたものが増えています。写真は、市松模様の角皿(参考写真は市松の中に桜を施した小紋)。紋や小紋柄を配した小ぶり蓋物は、愛嬌たっぷり~~~ 洋柄に見えたテーブルクロスは、鳳凰柄(参考写真は鳳凰が左右対称に配された帯)。

ニューヨーク時代は、週末にホームパーティが多く日本から食器を持ち込んでいましたが、古典的な食器が妙にライフスタイルにマッチしていたことを思い出します。今の住まいでは、衣桁に季節感のある着物をディスプレイしたり、着物地に透明ビニールをかぶせテーブルクロスに、玄関にアンティークの帯をタペストリーとして飾ったり。忙しい毎日ですが、それらを見るとほっと優雅な気持ちになります。癒し効果抜群です!!! バッグの中に和柄のポーチなどを入れておくと気持ちが和みますし、海外では巾着袋が重宝します。

やっぱり!「本物」の着物や帯を使った方が、得も言われぬ幸福感を味わえることは間違いないようです~~~