どんな料理を食べたい?
和洋中だけではくくれない程のバリエーションのある料理。これは、「和」と思われている “きもの地”も同じ。“きもの”という形になれば「和」ながら、図案のテイストは様々です。とくに昭和35年頃から海外イメージの図案が流行しました。リクチュール(リメイク)服は、料理の仕方でいか様にも変化させることができます。また濃い目・薄い目の味付けもできます。例えば、濃い味付けの“きもの”を薄味の洋服に、その逆もしかり。
ピンク地のマジョルカお召しの小紋からロングジャケットには、グレーの服地をアクセントに。
黒留袖の裾模様を肩側に配置し、無地部分のフレヤースカートでバランスを良くしたワンピース。
緑地ぼかし柄の付け下げ、目立つ色の部分は上衿に少しだけ使用。
黒地に花刺繍と絞り入りの絵羽織からのブラウス、大きく派手な刺繍部分は使用せず、額に入れてインテリアに。
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