「着物の柄と帯の柄は、重ならない方が粋」と聞いたことがありませんか? そして、桜のお花見に着ていく着物は、桜柄は野暮! 本物の桜に勝るものは無いから~~
でも洋服では、同じモチーフでコーディネイトするのは、 “オシャレ”と思われています。ただ2種類のアイテムまでにとどめる、それ以上だと“くどく”て野暮になるから。
今回ご紹介している紫の名古屋帯とローケツ絞り柄の小紋を持ち込まれたお客様は、洋服にリメイクしてもコーディネイトして着たいと。帯のお太鼓部と前中心部の柄を壊さずに、様になる「たすき小袖」にリメイクしました。黒無地の洋服に合わせても迫力満点です!風呂敷みたいに畳めるので、持ち運びも便利です。「実用新案」を取得した甲斐があります。
戦前まで、裕福な家庭では「着物は柄から別注で作るもの」と思われていたらしく、池田重子コレクションには、着物・帯・帯締め飾りなどのモチーフが素敵にコーディネイトされています。ぜんぜん野暮ではなくて、ウットリ~~ オシャレな洋服感覚ですね。贅沢感満喫!!!
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