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日本文化は「自然との共存共栄」で、四季折々の“季節感”を表現し楽まれてきました。
今回の関西豪雨の被害は、「まさか!」と感じたことでしょう。多くの人達が被害にあわれ、心からお見舞いを申し上げます。水害は自然破壊をした結果の人災ではないだろうか?と感じざるをえません。繁栄には自然破壊が伴う―――では、再発の繰り返しになると気づかされます。
都会でも“季節感”が味わえるのは、植物園。花博跡の鶴見緑地公園内の「咲くやこの花館」の花々を鑑賞。玄関の池では、噴水とお盆のような外来種の大きな葉が浮かんで涼しげ、冷えた蓮茶を振る舞っていただき、ひとときの清涼感~~
蓮の花展で沢山の種類を観ましたが、もう花が枯れてラッパのような形に変身していました。他にもたくさんの植物が鑑賞できます。ジャングルのような場所では、カエル?の声。サボテンの花も可愛く咲いていました。バナナやトウモロコシは誰が食べるのかしら?
夏の着物地の絽に描かれている花々は、初秋のものが多くあります。なでしこ、菊、あざみなど。これは、旧暦が今より40日ほど遅かったから。黒地の絽の着物に描かれたキキョウや菊が露芝柄で涼し気。ニューヨークのショーに出した青地の絽には手書き友禅のアザミ柄、ふんだんに柄を活かしたリメイクで、夏のパーティに重宝しています。お嫁入りに持参され着用されていない絽の着物をリメイクしたブラウスジャケットは、60代のお客様が愛用されています。「すごく派手と思っていたけど、洋服にしたら着れたし、顔色が華やかに見えるらしく好評だから、こればっかり着てるのよ。」と。紗の羽織からリメイクしたロングブラウスは、美しい織柄と玉虫調の光沢に高級感があります。どれも涼しくて快適!です。着物で着たら汗だくだけど。
季節を味わい、心身ともにリラックス~~ ストレスを貯めないことが健康のヒケツ~~~
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