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”半端ない“町人魂があったから今も継承されているお祭り。京都人の祇園祭りに掛ける情熱には圧倒されます。猛暑にもかかわらず遠方からも多くの見物人が集まり、お祭り気分を盛り上げていて、さすが!京都は有名ブランドですわ~~~ 汗だくの若い男女も”きもの“を着るうってつけの機会となり、微笑ましかったです。
京都文化博物館(三条高倉通り)近くの京都刺繍修復工房「和光舎・三条工房」で刺繍工程の見学をさせていただきました。ちょうど寺社の掛布の仕上げ工程で、白色塩瀬生地に鮮やかなピンク色と金銀糸で刺繍を施した後の工程で、裏側の不要な芯布を切り取る作業でした。工房内には、糸操機・糸棚・ステッチ見本や、迫力のある豪華な“天女や鳳凰”・“伊藤若冲のおめでたい鶏”・“孔雀”・”蓮の花“などの光沢の美しい絹糸刺繍が展示中でした。いにしえの匠の技が時を越えて生き生きと蘇る気の遠くなる細かい手作業、職人さんの志に感動しました。私も”きものリメイク“を通して、職人技を将来に伝える仕事に燃えているので、たいへん共感しました。
祇園祭りの「宵掛け」「前掛け」「胴掛け」「後掛け」「水引」などの修復で歴史ある「和光舎」さんが修復され、今年披露された「役行者山(えんのぎょうじゃやま)」の懸装品を見学するために再度京都へ。新聞記事の指定日程にもかかわらず、「宵掛け」はどこに? 会所の奥にも見当たらず。。。 残念でしたが、3人の「役行者(えんのぎょうじゃ)」像に「世界平和・万民至福」をお祈りして、次の目的地へ。
相国寺の承天閣美術館で開催の「浮世絵 最強列伝」。北斎・広重・歌麿などの個性美のウットリする作品はすでに日本から海外へ旅立ち、ゴッホなどのアーティストに大きな影響を与えました。日本にないのは残念ですが、複雑な気持ちですね。外国の方が、“日本の伝統美”を評価してくれる!!!のです。
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