お雛様「おかえりなさい」

2019/01/31


%e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-30-12-13-44  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-30-12-14-04  %e5%9b%b3%e9%8c%b2  %e3%81%8b%e3%82%8b%e3%81%9f  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-27-13-05-22  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-10-10-07-46  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-10-10-08-14  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-10-10-08-37  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-31-16-02-30  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-01-31-16-04-13

 

こんなすごい!おひなさま、見たことない~~~

東京・静嘉堂文庫に見に行く価値はあります。感動半端なし~~~

当アトリエのお客様で、人形愛好家の桐村喜世美様が収集されていた、三菱の創業岩崎家の四代目当主が奥様のためにお誂えになったお雛様。皇太子・皇太子妃を再現した格式のある装束。お顔も上品で少し開かれたお口から見える歯は、象牙細工。戦時中に散り散りになったものを、私財を投げ打ち一式買い集められた桐村氏がご高齢のため、岩崎家ゆかりの静嘉堂文庫に寄贈されたのでした。70年ぶりに「おかえりなさい」!! 館長様のご挨拶では『ご英断に心から感謝しています。』を繰り返えされていました。

桐村様ご着用の逸品物の加賀友禅の留袖からリメイクした“きものドレス”は、大変着やすく全ての柄が出せるオシャレなスクエアドレスです。華やかなお顔立ちを一層引き立たせていました。女優の山本富士子さんみたいでした。お二人のお嬢様に付き添われ、繋がっていく「和のリレー」の予感。

私は、羽織からリメイクしたディナージャケットを着用。会場のご婦人方は、しっかり“きものドレス”をチェックされていて、ジャケットの袖口の深いスリットがとってもオシャレ!との感想を頂きました。岩崎家関係のご婦人方から、「東京でもファッションショーをしてほしい」とのお声。家庭画報さんはいらしてなかったのが残念でしたが。袖触れ合うも多少の縁なりや~~~

和菓子の老舗“とらや” ミッドタウン店の“ORIGAMI”展でもお雛様。ここでしか販売されていない“和菓子かるた”が、「へ」「平和を祈る 御代の春」をディスプレイしていて、これに出会うために来たみたいでした。「世界平和」に貢献するのが、私のゴールですから。