1枚のきものドレス

2019/03/02


%e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-11-11-40-25  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-11-14-45-24  %e3%83%98%e3%82%a2%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%a8  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-23-15-30-16  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-25-20-24-42  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-03-01-20-59-09  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-03-01-20-10-25  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-03-02-14-52-38-1  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-10-15-18-15  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-03-02-13-53-28  %e5%86%99%e7%9c%9f-2019-02-17-12-12-13 

 

明日はもう雛祭り。昨日お参りしたお寺さんの本堂にも立派な七段飾りのお雛様が、参拝者に季節のおもてなし。(写真はホテルの展示品)皆さん口々に、「もうこんな大きな雛飾りを飾る場所が無いわ~~ 出したりしまったりも大変やし~~」どこかで聞いたセリフ! そう着物もそうですね~~

こうして日本の文化が縮小していくのです。忙しい現代のライフスタイルに適応していかないと、庶民には残すことは不可能です。お内裏様だけの飾りにする、色紙に描く。。。

私も“残し方”を考え、きもの地でリメイク服を作ったのが10年前です。テーマは、「和のリレー」。

きもの地の品格は形を変えても、とっても魅力的です。このシーズンは、1枚のコートドレスが重宝しました。今はもう生産されていない金糸銀糸使いの“菊柄の縫い取り”地の羽織からのリメイクです。

平安貴族達やお殿様達がこぞって愛用された豪華な生地です。地柄も入っており、黒の単色ではないので、光の方向で奥ゆかしい表情を見せます。生地を見たとたん、デザインが浮かびました。

これを着て行ったのは、ミセスインターナショナルの大阪大会、国際的なイベント、メイクレッスン、イタリアのアート関係のセミナーとパーティと頻繁に。「充分、“元”取ってるわ~~」とのお客様に「ほんま!ほんま!」と私の心のあいづち。バッグは帯を使ったトート型、A4の書類やPCも入る優れもの。PCケースとお揃えのポーチも帯からのリメイクです。なんだか優雅な気持ちになりますよ。この雑貨類は、お客様からのリクエストもあり販売を始めました。(お問合せ: 050-5539-0339 他のデザインもあります。)

どこの会場もお花がすごく素敵でした。春気分満載です~~~