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11月4日は、まだまだ先と思っていたら、もう7月末になってしまいました。通常業務に加えて、衣裳製作・モデルオーディションと衣裳合わせ・案内チラシの配布等で、スケジュール表は真っ黒!
今回は大きな会場のため、スペシャリスト集団のチームワークで、何としてもお客様に喜んでいただきたい!と胸襟を正しています。そのためには、まずスタッフに楽しんでもらうこと。そうすれば、おのずとお客様にも楽しさが伝わるので、各自の才能を発揮できる環境を作るのが私の役目と考えています。その過程もブログでお伝えしながら盛り上げていきたいと思います。
ショーのチラシ表面は、2020年の東京オリンピックを祝したショーの内容ですので、五輪カラーの着物地を使ったコラージュ作品にしました。日本人だけでなく外国人からも「美しい!」との反響、手に触れた時の高級感ある厚紙でクオリティの高い衣裳イメージをアピールしています。その中の緑地に牡丹柄の振袖からのリクチュール(リメイク)を進行中です。
どんな工程で着物が洋服になるのかしら?との質問が多いです。
着物を衣桁に掛けて写真撮りした後、「着物としてのお役目ありがとうございました。ほどきまして素敵な洋服にさせていただきます。」と手を合わせてから、着物を各パーツに分解します。袖・衿・身頃。それらを表地・裏地・裾用裏地に解いて分けます。この振袖は、緑・白・赤の部分の縫い糸を各色に合わせて変えています。さすがオートクチュールですね~~
表地だけ縫目の折り皺を取る“湯のし”工程へ。各パーツに裁断された着物地を縫い合わせ一反に戻してから、機械にセットし蒸気を当ててシワを取ります。このシワが有るのと無いのでは、仕上がりが全く違います。費用や手間暇かかりますけど。。。
「コンセプトアート」って聞かれたこと、ありますか?
作るものの完成形のイメージを事前に共有するために作るアートの総称。「着物からのリクチュール(リメイク)」ですから、BEFORE/AFTERの両方をご覧頂きたいと思っています。このブログでは柄指示まで、どんな洋服になるか?乞うご期待!!!
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