梅が美しく咲き誇ったかと思えば、もう桃の節句がきました。
1日の生國魂神社さんの月首祭の後、お玉茶屋で雛人形柄の抹茶茶碗を拝見しました。
子供の頃は七段飾りが主流で、今は一段飾りが増えましたが、ウキウキする気持ちは変わらずです。
平安時代の宮廷装束を手本にした豪華な衣装。めでたい吉祥の有職文様、格調高い地文と上文の二重織物を使ったお姫様の装束は、裳唐衣(もからぎぬ)、そしてお殿様は束帯(そくたい)。
以前、八坂神社さんの節分祭りに、貴族の公達の装束で豆撒きをさせていただきました。十二単と聞いていたのですが、男装でした。。。「はまり役~!」との笑いを伴う称賛でした。
また、当アトリエのお客様が寄付された「岩崎家のお雛様」披露会に参列した後、六本木ミッドタウンの虎屋さんの紙のお雛様ともご縁がありました。
そう言えば、9.11阪神大震災の時に被災された先輩デザイナーに、“癒しになれば”と小さな紙製の雛人形を封筒に入れて送り、喜んで頂いたことを思い出しました。
このような豪華な吉祥文様は、現在は袋帯になっています。しっかりした布の特徴を活かし、バッグ類やHP表紙になっているビスティエ等に利用しています。 バッグ https://binoseikk.stores.jp
桃は、病魔や厄災を寄せ付けない不老長寿の仙木と言われています。
コロナ対策に効果を発揮してほしいなあ~~~
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