「コロナで杮落しが2年延期になっているけど、今年は何としても開催するので、着物ドレスを作ってほしい」とご連絡をいただいたのは3月。コロナ直前の2019年11月4日のグランフロントのショーで、コサージュ製作の協賛をいただいた“アートスクール”学院長様からのお電話でした。イベントは4月30日、軽井沢で、陶芸家の作品展示販売、他にも若手陶芸家やフラワー・セラピストの参加との説明を聞き、私もお手伝いを兼ねて参加することにしました。
前日29日の夕方から、メインラウンジに飾る大型絵画の搬入と設置。CASSIGNEUL(カシニョール)の原画で、彼からのメッセージも送られていました。多くの花々や祝電が到着。9時頃から野村三喜夫シェフのお料理で前夜祭の乾杯。冷蔵庫には、高価なシャンパンやワインに遠野市の地ビールも用意されていて、五感大満足・第一弾でした。
冷たい雨の昨日とは違い、爽やかな晴天の朝を迎え、八ヶ岳や浅間山の稜線がくっきりと美しすぎました。晴れていても軽井沢の空気は凛とした冷たさ。天気予報を聞いて急遽ダウンコートを持参して重宝しました。
先生のドレス:前日の赤地に白の総絞りの羽織から作ったロング丈のフリルドレスは、心地よく着て頂けました。当日のピンク地に花模様のドレスは、付け下げ反物からバイヤスカットのドレープが美しい、左右不対称の個性的なデザインにしました。柄の出し方に非常に時間がかかりましたが、アーティストや芸能人好みで、オシャレセンスが数段アップします。両方とも色白の女性らしい先生に良くお似合いで、堂々とした立ち居振る舞いで着こなされていました。私の風呂敷ドレスは、季節を問わず着られる信頼の一着です。
12時に学院長の挨拶から始まり、鏡割り・津軽三味線・日本舞踊・トークショーで雰囲気を盛り上げ、参加者紹介のお蔭でお互いに打ち解け会話も弾みました。広いテラスで、高級牛肉・タン・手羽先・ハンバーガーなどのバーベキューに舌鼓を打ちながら、軽井沢の深緑を堪能しました。また、乾杯の日本酒「結の香」(岩手県遠野市の上閉伊酒造)は、今までで一番おいしいと感じたお酒で、五感大満足・第二弾でした。帰路につく方も多いので、3時からは全員で片付けし、イベントは無事終了しました。
“一流”の方々が集まられ、これぞ「大人の魅力満載」と痛感しました。明日は軽井沢のリサーチをして、東京に移動します。今晩は、ホテルの女湯でまったりしますわ 皆様ありがとうございました。
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