2019/11/19
Posted by KitagawaKiyomi
お待たせしました。ファッションショーの準備で70日程お休みを頂きました。このブログを楽しみにしてくださっている方が多いことを知り、嬉しい限りです。
11月4日 大阪駅前グランフロント大阪の“うめきたSHIPホール”での「きもの未来実行委員会」創立5周年、「アトリエ美の精」10周年記念のファッションショーが、無事に盛況のうちに終了しました。
第1部はショーのみ、第2部は元宝塚歌劇団の八馬加代子さんのライブとショー。モデル17名を含むスタッフ総勢40名・お客様180名のチームワークで、全員に“幸せのお土産”をお持ち帰り頂きました。
「ショーは生き物」当日は何が起こるかわかりません。何があっても迅速に適切な対応ができるプロ集団で、時間内に搬出もできました。1年がかりの準備が、2ステージ合計2時間30分に集約されて、あっという間の出来事でした。
当日までのモデルさん達の熱心なレッスン。フィッターの着付けレッスン。タカコアートスクール様のコサージュ製作など。「絹のきものリクチュールドレス」に見合うクオリティに全て揃えることが必須でした。美輪明宏さんの言葉「前列にいらっしゃる一流のお客様に合わせて、舞台で使う椅子に500万円をかけました。でないと失礼でしょ。」から学び、「本物には本物が似合う。」を肝に命じ可能な限りの準備をしました。お陰様で、「一流でした!」との反響を頂きました。
テーマは「オリンピックの五輪カラー」。「世界平和」を唱える各色のグループは、打掛や振袖から始まり、作品5点の披露。この10年間に製作したものに新作を加え40点ほど。シンセサイザーのBGM、ロイヤリティフリーの20000曲から6曲をセレクトする作業は大変でしたが、かなり上出来でした。
案内チラシから日本髪までのデザイン。スタッフからビデオ上映会までの手配。多くの方々の協力を得て、楽しく学ばせて頂きました。
後半は、「プレタポルテ 既製品」の発表もしました。特許庁で「実用新案」(アパレル関係は特許が無く実用新案)の認可を受けた「たすき小袖」と人気の「スクエアドレス」、そして帯で作ったバッグの紹介。バッグは http://binoseikk.stores.jp をご覧ください。これから商品を増やします。当日プログラムの写真を添付しましたので、ご参照くださいませ。
お見送りの際に全てのお客様は「感動した! 凄く良かった!」と興奮冷めやらずで、私の手をギュッと握ってくださったその温もりは今も残っています。若い男性客様は、目頭を熱くされて。
きもの(地)の未来に向けた次のステップへの応援を頂き、大きな勇気がわいてきました。「私がやらずに誰がやる?!」ますます高い山にチャレンジする「気力・体力・金力」が必須です。“年末ジャンボ”買わない理由はないで~~~(笑)
皆様、ほんとうに本当にありがとうございました。こころから感謝申し上げます。引き続き温かい応援の程をよろしくお願い申し上げます。
きもの未来実行委員会会長 アトリエ美の精代表 北川精美 拝
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